2011年7月30日土曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNp.76~山本町ボランティア 大阪南部、大阪北部、長野医療生協、京都民医連、セントラルキッチン、県南医療生協~

日本医療生協連 近畿ブロック
2011年7月30日 No.76
発行担当: 尼崎医療生協 徳間
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090 6056 - 8275

7月30日 150名が山本町でボランティア活動
~大阪南部、大阪北部、長野医療生協、京都民医連、セントラルキッチン、県南医療生協~
 【高瀬西石山原仮設住宅へ】
 県南医療生協の皆さんは健康チェック、食器と衣類の提供、子どもたちにお菓子をプレゼントそしてセントラルキッチンチーム(東京、神奈川,兵庫)は冷やしうどん、子ども餃子教室を開き仮設住宅のみなさんに笑顔を提供しました。
【夢いちごの郷、八重垣神社、側溝泥出し、床板はがし】
 大阪北部と南部はそれぞれに別れて、明日お祭りを控えた神社の整備、泥に埋まったいちごの郷の畑のU字溝の掘り出し、また京都の皆さんは側溝泥だしや床板はがし泥だしと雨の中、大変な重労働を行いました。
【山下駅周辺西地域】
 長野民医連は小グループに分かれて草刈りやビニールハウスの修理などを行いました。草刈り機の扱いは慣れたもの、広い土地の草がみるみるきれいになりました。
 受け入れ準備は大阪の専務さん達と兵庫、長野、山口からのスタッフで2日前から準備にあたりました。お疲れ様でした!

2011年7月29日金曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.75~150名のボランティア準備~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月29日 No.75
発行担当:神戸医療生協 山崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090 6056 - 8275

明日の準備を進める中で…
 明日は、いよいよ支援当日!最終的な打ち合わせや、当日必要な物品を仮設住宅に運んだり、Sさんのお宅に草刈り機を借りにいったりと、着々に準備を進めていきました。しかし、準備を進めれば進めるほど、地域を知れば知るほど、被害状況を目の当たりにすることになりました。

↑ 手前だけ片付けられているが、
  壁や奥には津波の被害が様々と残っている
(画像はクリックで拡大されます) 

↑写真では分かりにくいですが、元は線路
貨物も全て流されてしまっているが、先頭車両だけが残っている

↑撤去された瓦礫の山
文字通り「山」となっており、これらがあちこちにある
↑全てが流されてしまった砂浜
「山本町」の石だけが残されている


2011年7月28日木曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.74~心の支援~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月28日 No.74
発行担当: 神戸医療生協 山崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
(連絡先:090 6056 - 8275

物理的な面だけでない、心の支援を…
 本日、事務局メンバーの大体がそろったので、改めて支援先の確認を行っていきました。その中で今回から支援を始めさせていただくOさんのお宅で津波に遭った時のお話を聞きました。
当時、Oさんと娘さんの2人で自宅から避難している最中に津波に遭い、咄嗟に近くの電柱()によじ登り、一命を取り留めたそうです。一度は水に浸かり、電柱から手を離しそうになったこともあったそうですが、下から娘さんが「ばーちゃん!ばーちゃん!」と必死の呼びかけに助けられたそうです。

また、今回支援を行う場所の一つに神社があります。この神社の氏子の方から要請があったそうなのですが、支援を行う次の日、7月31日(日)に御祭りを行うそうなのです。下の写真に写っているように、元の面影はなにもなく、鳥居も社殿も全て流されてしまい、広い境内には小さな御神体がぽつんと残っているだけでした。しかし、長年続いてきた御祭りであり、こんな時だからこそ、みんなで御祭りをしたいと言われたそうです。

津波で流された八重垣神社
震災前八重垣神社
震災後八重垣神社
 今回、支援を行う人たちはその御祭りを見ることはできませんが、その御祭りによって、被災者の方々が少しでも元気を取り戻してもらえることを願って支援を行っていきたいと思います。

2011年7月26日火曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.73~微笑みから生まれる無限大の元気~

日本医療生協連 近畿ブロック

2011年7月2日 No73
発行担当 神戸医療生協 山根
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先 09060568275



被災者の笑顔に元気を貰う一日でした
週末30日のボランティア支援に入る予定を確認する活動の中、被災者の方々の前に向かって進まなくてはとの笑顔に元気をもらった一日になりました。
  地元のNPOや様々な企業、団体のみなさんと協力して実施させていただくことになった高瀬西石山原仮設住宅への支援の案内と確認で訪問させて貰う中で、楽しみにまっているよと声をかけていただき笑顔で挨拶を返しました。
  溝の泥出しをさせてもらうことになったお宅のYさんは、お一人で出来る所だけやってきて腰をいため、何かにつかまらないと歩くのも大変になってしまったとのこと、ボランティアさんが入ってくれることになって嬉しいと笑顔でこたえてくださいました。

  主に草刈りで支援に入る花釜地区では、ご近所で津波の時に助け合って孤立した人を救助、2階で救助を待ったなどの経験を聞かせて貰いました。津波の恐ろしさを貴重な経験として今後の防災に活かしていきたいと笑顔で話され、私も大変貴重なお話しを聞かせていただくことになりました。
津波の土砂が残る土地の上で笑顔の記念撮影を1枚「パチリ」。

  30日の支援に入る皆さん、被災された方々はそれぞれ元気に笑顔で支援を待っておられます。暑い中ですが体調管理に充分に気をつけてボランティア支援、よろしくお願いします。

2011年7月25日月曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.72~復興に向け立ち上がる被災者たち~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック
2011年7月25日 No72
発行担当 神戸医療生協 山根
みやぎ県南医療生協 槻木事務所 
連絡先 09060568275



復興に向け立ち上がる被災者を支援しよう!
生活再建に向け自宅を何とかしたいとOさん

 730日(土)の支援に向け被災地の中を歩き、様々な出会いがありました。毎週午前9時から開催している、みやぎ県南医療生協での震災支援本部打ち合わせ会議のなかで、30日のボランティアに向けた状況を確認しました。しかし、120人を超える近畿からのボランティアの受入れに対して、まだまだ支援場所が不足していることから、改めて被災者からの要望をつかむために1日の行動をスタート。
 そんな中、生活再建に向け自宅をなんとかしたいと考えていたところに、ご近所の方から医療生協ボランティアのことを聞きましたと電話をいただきました。そして、早速訪問を行い、30日に壁はがし、床下の泥出しなどをさせてもらう約束をしました。

 また以前から支援を続けている地区の組合員さん宅を訪問、たまたま訪れていた椎野区長さんの奥さんに支援のお話させてもらうと、夢いちごの郷(上図)の復興に向け、側溝の泥出しをしてもらいたい人がいると紹介され早速訪問しました。
 お話を伺うと、同じ集落の仲間で夢いちごの郷を運営していたが地区の8割が、家を全て流され家族をも亡くした人もいるとのこと。私は、家もいちごハウスも流されたが、家族全員が無事だったので、なんとか前を向いてがんばっていかなくてはと思い、少しずつ片付けをしているがなかなか進みません。そのため、ボランティアさんが助けてくれるのは助かるとのことで、30日の作業を約束しました。地域の椎野区長さんのつながりと、私たち医療生協ボランティアの活動がつながって、新しい支援が行えることになりました。
以前夢いちごの郷のビニールハウスのあった場所で
復興に向け頑張りたいと話されたKさん

2011年7月23日土曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.71~尼崎から23名のボランティア到着~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月2日 No.71
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275


23名のボランティア3班に分かれて支援行動!

 今日は、尼崎医療生協を中心としたボランティアが、23名入り、3班に分かれての支援活動になりました。今回の支援にはこれまでに支援に入った方や、大工さん4名など従来の泥だしを終えたお宅に引き続き支援に入り、はがした床の上に板を貼ったり、泥だしが終わった後の床下にある断熱材が水分を含んでいるためすべてを取り除く必要があるので床下に潜り込んで断熱材を取り除いた入りと、支援の中身も少しずつ変化してきています。被災者の皆さんが「ここには住めるのだろうか?」という不安から「ここに住んでいくしかない」という気持ちの変化が支援活動の変化として表れてきているのが今回の支援の特徴だと感じました。 
 又、支援に入った方からの紹介という事で電話がかかってきたお宅にすぐに訪問も行いました。(上図)そこでは、「床をはがして泥を出してそれから壁を壊して断熱材を交換しないと住めないのでは?」という不安があり、とにかく見てほしいとの要望でした。実際に見に行ってもその不安に答えることは出来ませんでした。どうしたら良いか?はわかりませんでしたが、次回に大工さんが来たときには一度見てもらいましょう!と言う言葉しか出ませんでした。医療生協の生活支援ボランティアはとても頼りにされている事を実感したと同時に「医療生協だけでは被災者の要望には応えきれない」とも感じました。今後の支援を考えるうえで、継続する以上は「生活するための支援には、多くの専門家と連携をしていかないと応えきれない」。これが、キーワードになると感じました。

 730日は100名を超える新活動になる予定です。事務局は、支援に来ていただける方と支援を求める方との調整が始まります。震災から4か月が過ぎ、改めて将来を見つめなおしている被災者の方は大きく心も揺れ動いている事が支援行動を通じて感じる事ができます。その時、その時に必要な支援が出来るよう準備を進めていきたいと思います。

最後に、730日にバスで支援に入られる法人は支援物資としてお米や水を持ってきて頂くと助かります。

2011年7月22日金曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.70~浅生原内出仮設住宅~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月2日 No.70
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

ボランティア訪問先事前調査

in浅生原内出仮設住宅

側溝底に5cm~10㎝溜まっている泥が、
雨の日はひどい臭いになる。

側溝が家の周囲を半周している。
(側溝は約30m~40mほど)

 今日は、7月30日のボランティア訪問予定先の浅生源内出仮設住宅4世帯に事前調査を行いました。具体的にお願いされた内容は、床下の泥出しや側溝の泥だし、砂利や泥の撤去などが主です。
 仮設住宅では、被災した住宅の修理などを行うために、仮設住宅と自宅を何度も行き来している方もいらっしゃいました。その方に詳しいお話をうかがってみると、自宅の周囲の側溝の泥だしや、庭に溜まった泥の処理などの重労働を、高齢の女性一人で行ってきたこで、腰を痛めてしまったというような痛々しい現状もお聞きしました。それでも、雨が降ったりすると、泥の臭いがきついため、側溝の泥だしが必要だということです。しかし、側溝から泥を取り除くだけではなく、泥の処理もやはり重要な問題となります。
 だからこそ、医療生協と行政は、お互いに協力していくことが必須であることが改めて分かりました。

その他お話では、住宅の損傷が激しいため、ボランティアでは庭の泥だしだけを行っていただいて、建直しを行う予定や、自分の家は周囲に比べて損傷が少ないため、ボランティアに頼らずに、自分たち中心で作業を行ってきた、といったお話しをお聞きしました。

 7月23日ボランティア予定について
 尼崎医療生協から22名のボランティアが到着する予定で、3世帯の作業を行います。
今回は、大工の方々にも判断して頂きながら、床をはがしの泥だし作業やフローリングをはる作業を主に、次回ボランティア(7月30日実施)の事前調査なども行う予定です。

2011年7月21日木曜日

ボランティアセンター 東日本大震災復興支援ニュースNo.69~現地事務局復活~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック


2011年7月21日 No.69
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

現地事務局に3名の現地入り、事前調査開始。

 7月21日午前中に、尼崎医療生協から1名、クリエイト兵庫から2名が現地事務局に到着し、7月23日にボランティアをさせて頂く予定のお宅に事前調査で伺いました。今回の訪問予定は3件になります。

この3件というものは非常に少ないですが、被災されて修理や補修などが必要な家屋が少ないわけでは決してありません。今回訪問させて頂くのは、被災した多くの世帯のなかで、仮設住宅に避難されたりしている方々ではなく、現在も現地で居住されている方々で、さらにその中でボランティアをやって欲しいと言って頂いた極々少数の方々なのです。
実際、今回訪問させて頂いた際に確認しただけでも、同様に修理などが必要、またはそれ以上の処置が必要な家屋は数え切れない程ありました。
そのため、現在行われているボランティアが終わったとしても、町が震災以前の姿に戻るためには、数年から十数年以上の時間が必要になるであろうことが改めて分かりました。

ボランティア訪問予定先の現状
この三枚の写真を上から順番に眺めると、現状が伝わります。
一見しただけでは被災された様子が分からない通り道。
ボランティア訪問予定先、
一枚目の写真同様に被災された様子は分からない。
しかし、内装は、床板が半分外れていて、泥だしが完了していないため、
一世帯3人が2階の6畳一間に生活している。
 今回のボランティア訪問予定先で、お話しをうかがうことが出来ました。
震災から4ヶ月が経ち、仮設住宅などに入居していない各世帯でも、多くの問題がでていることが分かりました。
特に食料については深刻なようで、食べ物を購入する場所が自宅から遠く、震災で自動車を失ってしまったため、不自由な思いをしている方々は多いそうです。
また、食料以外でも、子どもの運動靴が先6月まで手に入らなくて困っていたといった、日常品が不足しているなどの現状もお聞きすることができました。
本日の事前調査内容を踏まえた上で、7月23日のボランティアでは、床を剥がしての泥だしや高圧洗浄の作業を主に行っていく予定です。

2011年7月18日月曜日

ボランティア 東日本大震災復興支援ニュースNo.68~仮設訪問で見えてきた支援を要望する声~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック
2011年7月18日 No.68
発行担当 神戸健康共和会 森
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275
仮設訪問で見えてきた数々の支援を要望する声
仮設訪問の打ち合わせ
神戸健康共和会から17名+事務局3名が浅生原内手仮設を訪問しました。
8組に分かれて106件中97件を訪問、54件と対話する中で、住民の皆さんから今後の生活再建に向けた不安の声や支援を要望する声が数多く出されました。
「いちご農家だったが、自宅も農地も被災。今は町の臨時職員で食いつないでいる」「神戸では何年くらいで生活再建ができたのか?」「JR常磐線の復旧の目処がたたないと戻れない」「線路から東の避難指示区域は今後どうするのか」「今後のまちづくり、復興の方向性がわからない」など多様な意見がでました。
この仮設住宅は花釜区の方が多く、この間の花釜区での支援活動を説明すると「うちでもお願いしたい」など、今後の支援作業への要望も数多く出されました。

 今回の訪問行動では、行動参加者のトイレ・打ち合わせ用に集会所をお借りしました。現時点では集会所にエアコンがついておらず、夏のピークを迎えるまでに設置が必要と感じました。
 行動終了後に、真庭公民館避難所にいた方から「まだ神戸から来ているのには驚いた。今日は話を聞いてくれてありがとう」との電話がありました。
 今後も仮設住宅でのニーズ把握を続け、必要な支援を続けることが求められます。
農地からの瓦礫・ゴミ出し

現地事務局よりお知らせ
本日18日夕方に共和会の砂盛・森が事務局任務を終え、19日朝にはたじまの西垣さんも地元に戻るため、19日・20日は現地事務局が不在となります。ご不便をおかけしますが、現地事務局への電話は尼崎の瀬井さんに転送されますので、なにとぞご了承願います。

2011年7月17日日曜日

ボランティアセンター 東日本大震災復興支援ニュースNo.67~神戸健康共和会&尼崎残留チーム~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック


2011年7月17日 No.67
発行担当 神戸健康共和会 森
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

神戸健康共和会&尼崎残留チーム猛奮闘!
本日は、神戸健康共和会から17名、昨日の尼崎医療生協支援チームの残留メンバー4名、現地事務局4名の総勢25名が花釜地区で昨日からの引継ぎ作業も含め5軒のお宅で作業に従事しました。
猛暑の中、床下にもぐっての泥出しや消石灰散布、ビニールハウスの再建、農地のゴミ拾いなど猛奮闘しました。Yさんがトラックで持ち込んだ高圧洗浄機が威力を発揮し、見違えるほど床下がきれいになりました。
作業後には現地事務局に丁寧なお礼の電話がかかってくるなど、喜ばれていました。


また、本日の宮城県南医療生協の総代会では現地事務局を代表して近畿ボランティアセンターの取り組みと、阪神淡路大震災の経験を原点とした近畿ブロックの組合員・職員の想いを報告し、連帯のあいさつをしました。
 花釜地区での作業後、神戸健康共和会チームは坂元字町での訪問対話に繰り出し、明日も仮設住宅での要求聞きだしのアンケート活動に取り組みます。
 本日の行動終了後、現地事務局の杉山さん(尼崎)が任務を終え帰られました。お疲れ様でした。

2011年7月16日土曜日

ボランティアセンター 東日本大震災復興支援ニュースNo.66~北医療生協(愛知)、白根健生病院、尼崎医療生協 ボランティア隊~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月16日 No.66
発行担当 尼崎医療生協 杉山
       神戸健康共和会 森
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

北医療生協(愛知)、白根健生病院、尼崎医療生協の
ボランティア隊が現地で活動!
北医療生協(愛知)・白根健生病院・尼崎医療生協の総勢70名を超えるボランティアが山元町花釜地区に入り、ボランティアセンター事務局が掘り起こしをしてニーズを事前に把握していた7軒のお宅から、家泥出しや電線復旧、大型家具の運び出しを行いました。
「遠くから来てくれたのだから、ボランティアのボランティアをかってでた」と、IWさんのお友達は、ボランティアのための休憩場所や飲み物、そうめん50人分も準備。「また来てほしいと思えるようにしたい」「私らができることはこれくらいだから」と7軒のお宅からお心使いをいただきました。
尼崎から来た事務局Sさんは、ひどい日焼けに耐えていましたが、真夏の日差しに、ボランティアさんたちは汗をかきながら被災されたお宅の作業をこなしていきました。



医療生協のボランティアはすごいなあ
   
今回で4回目の医療生協のボランティアに参加しているYさん。今回は高校1年生になる息子さんと参加しました。
これまでも被災地支援活動で何度も東北各地を支援。
今回は大きな機材を搬入しボランティアさんの仕事をテキパキと指示。ボランティアをする側も、その仕事をしていただく側も、仕事のスムーズさに「納得」でした。
Yさんは医療生協のボランティアについて「被災者とボランティアと医療生協と(の三者で協同して)で一緒になって仕事を作っていくのがすごいなあ。
被災された方とのつながりもできた。『今度、大阪・通天閣に一緒に行こう』って誘えたし、すごくうれしいねえ」と話します。
花釜地区では「医療生協のボランティア」が口コミで広がっています。  

明日は東神戸から
17日には健康共和会から20名のボランティアが山元町に入ります。
現地での作業に加え新しく開拓した仮設住宅での訪問調査にも入ります。 
1週間ほど槻木事務所で現地ボランティアコーディネーター事務局長の役割を果たした
北医療生協・矢田さん。本日のの受入れを終え、帰任しました。大変おつかれさまでした。
そして、登山帰りに16日から参加された中田さん(けいはん医療生協)、お疲れ様でした