2011年6月12日日曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.34~支援への感謝と自立への模索~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年6月12日 No34
発行担当 たじま医療生協・大谷
みやぎ県南医療生協 槻木事務所 
連絡先 09060568275


ボランティア先で相次ぐ“支援感謝のお礼”そして自立への模索
昨日ボランティア支援を行った13ヶ所(前回の内容)のお宅を中心に、3箇所の仮設住宅を訪問してきました。また、本日は、現地事務所滞在のメンバーが入れ替わりました。(訪問は本日現地入りしたメンバーと一緒に行いました。)

現地事務所離脱 福島専務・山根さん、瀬井さん
現地事務所入り けいはんケアマネージャー・柴さん
        たじま組合員・高田さん、大谷さん

 訪問先では、昨日の支援へのお礼から始まり、「こんなにきれいにしていただいた」と、本当に丁寧な挨拶を頂きました。支援行動にご参加いただいた皆様、ご苦労様でした。

 次の旧坂元中学校(昨日の行動で炊き出しを行った場所)への訪問は、子どもたちが賑やかにスケートボードで遊んでいるのを見て、心温まる思いでした。

 そして、常磐線付近に行くと、玄関先の赤・黄・緑の色紙が目に付きます。(※1)
ここでは、「危険地域に指定されるのではないか」と不安がる地域の作業者の方にも出会いました。「いちご」農家の方でしたが、この土地に住みたいという必至な思いが伝わってきて、思わず涙しました。

もし、住むのがダメだとしても、それならば次は「いちごハウスづくりの支援」などを行っていきたいと、新参者が思いを馳せたりもしました。

 夜には、吉永さんのご苦労さん会が行われました。地元のみやぎ県南医療生協の村上常務理事にも参加いただきました。
また、明日の支援行動にも同行いただくことになり、まさに百人力の思いでいます。


※1「応急危険度判定」
応急危険度判定士という専門家の調査により、家屋倒壊に伴う2次的被害発生の危険性を判断するものです。調査は概観や内部の様子を実際に見て行われ、「危険(赤紙)」、「要注意(黄紙)」、「調査済(緑紙)」のステッカーで判定されます。(このステッカーの色で、全壊や大規模半壊などを判断する「罹災証明」がされているわけではありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿