2011年7月5日火曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.54~避難所の今、そして生活再建未来の模索、されど忘れられぬ過去津波への恐れ~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月5日 No.54
発行担当 尼崎医療生協・山口
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

「津波につかまらないよう、
必死で逃げました。」
 4日、今なお、避難所で暮らしておられる被災者の方を訪問し、今後の生活再建や被災時の模様などについて、お聞きしました。

 ある避難所で、「お盆以降仮設住宅に入居予定」といわれるこの方は、坂元駅近くに住んでおられました。地震の直後、津波の様子を見てみようと、車で少し高台に上がると、信じられない光景を目にし、それから必死になって山のほうに逃げたと、その当時の恐怖の状況をお話してくださいました。


週末ボランティア支援の事前訪問
 今週末に支援に入るお宅の調査すすめています。応援の大工さんの人数によって支援先が変更になる可能性があります。

山下駅近くのIさん宅です。先週末にも支援に入りましたが、作業途中になっています。この日(3日)は、日曜日を利用して、息子さんや親戚の方も一緒になって、瓦礫出しに余念がない様子でした。

坂元駅近くのSさん宅です。「補修工事を行うにあたって、早く片づけをしたい」とおっしゃっていましたが、現状では、家の中も外も、瓦礫やゴミが大量に散らばっています。


お知らせ~ボランティアセンター常駐スタッフ交代~
市川さん、お疲れ様でした。
7月4日、6月26日から、8日間常駐されていたヘルスコープ大阪の市川さんが帰阪されました。「まだまだ多くのことをやり残しているようで、もう少しいたい気分なのだが…」とおっしゃりつつ、事務所をあとにされました。
 後任は2日から(~8日)広島医療生協の内田さん、3日から(~6日)尼崎医療生協の山口が着任しています。

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