2011年7月4日 No.53
発行担当 尼崎医療生協・山口
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275
7月2日のボランティアを終えて
7月3日、前日のいっせいボランティア活動の実績点検、今後の対策の検討などに、各所を回りました。
Sさん宅
庭の泥出しが完了し、土嚢袋が200袋搬出されました。その際、一部の床がはがされましたが、その続きの床はがしや泥出しを、次回のボランティアで求められています。
Iさん宅
大工さんを先頭に、壁はがしや、泥出しを行いました。町の瓦礫回収があるということで、それに向けて作業を行いました。引き続き支援が必要です。
住民の自治が何よりも大切
~現場指揮吉村さんにインタビュー~
3日、6月8日から一ヶ月近くにわたって現場指揮をとってくださった、山口健文会の吉村さんが任務を終え、地元に帰られました。県南を離れるにあたって、お話を伺いました。
Q「最初に県南に入る(現地事務所に滞在する)きっかけは何だったのですか?」
吉村さん「三月までは高校教師をしていましたが、震災後、支援活動をしたいと山口健文会に名乗りを上げていました。そこに、みやぎ県南にボランティアセンターができたので行ってみないかと話があり、それならと引き受けました」
Q「活動を通して、一番印象に残ったことはなんでしょうか?」
吉村さん「住民自治が大切だなあというのが一番の印象です。旧坂元中学校の仮設住宅では、Sさんを中心に自治会ができ、住民に要求を聞き取ることを通じて扇風機を全仮設に贈りました。残念ながら他の仮設住宅には自治会がまだありません。そうした自治組織ができるように手助けをするのも、支援に入るわれわれの大きな使命ではないでしょうか」
たくさんの知り合いもできたとおっしゃる吉村さん。後をしっかり引き継ぎ、これからも支援活動を頑張っていきたいと思います。長期間お疲れ様でした。(聞き手:尼崎医療生協 山口)
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