2011年7月21日木曜日

ボランティアセンター 東日本大震災復興支援ニュースNo.69~現地事務局復活~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック


2011年7月21日 No.69
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

現地事務局に3名の現地入り、事前調査開始。

 7月21日午前中に、尼崎医療生協から1名、クリエイト兵庫から2名が現地事務局に到着し、7月23日にボランティアをさせて頂く予定のお宅に事前調査で伺いました。今回の訪問予定は3件になります。

この3件というものは非常に少ないですが、被災されて修理や補修などが必要な家屋が少ないわけでは決してありません。今回訪問させて頂くのは、被災した多くの世帯のなかで、仮設住宅に避難されたりしている方々ではなく、現在も現地で居住されている方々で、さらにその中でボランティアをやって欲しいと言って頂いた極々少数の方々なのです。
実際、今回訪問させて頂いた際に確認しただけでも、同様に修理などが必要、またはそれ以上の処置が必要な家屋は数え切れない程ありました。
そのため、現在行われているボランティアが終わったとしても、町が震災以前の姿に戻るためには、数年から十数年以上の時間が必要になるであろうことが改めて分かりました。

ボランティア訪問予定先の現状
この三枚の写真を上から順番に眺めると、現状が伝わります。
一見しただけでは被災された様子が分からない通り道。
ボランティア訪問予定先、
一枚目の写真同様に被災された様子は分からない。
しかし、内装は、床板が半分外れていて、泥だしが完了していないため、
一世帯3人が2階の6畳一間に生活している。
 今回のボランティア訪問予定先で、お話しをうかがうことが出来ました。
震災から4ヶ月が経ち、仮設住宅などに入居していない各世帯でも、多くの問題がでていることが分かりました。
特に食料については深刻なようで、食べ物を購入する場所が自宅から遠く、震災で自動車を失ってしまったため、不自由な思いをしている方々は多いそうです。
また、食料以外でも、子どもの運動靴が先6月まで手に入らなくて困っていたといった、日常品が不足しているなどの現状もお聞きすることができました。
本日の事前調査内容を踏まえた上で、7月23日のボランティアでは、床を剥がしての泥だしや高圧洗浄の作業を主に行っていく予定です。

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