2011年7月22日金曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.70~浅生原内出仮設住宅~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月2日 No.70
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275

ボランティア訪問先事前調査

in浅生原内出仮設住宅

側溝底に5cm~10㎝溜まっている泥が、
雨の日はひどい臭いになる。

側溝が家の周囲を半周している。
(側溝は約30m~40mほど)

 今日は、7月30日のボランティア訪問予定先の浅生源内出仮設住宅4世帯に事前調査を行いました。具体的にお願いされた内容は、床下の泥出しや側溝の泥だし、砂利や泥の撤去などが主です。
 仮設住宅では、被災した住宅の修理などを行うために、仮設住宅と自宅を何度も行き来している方もいらっしゃいました。その方に詳しいお話をうかがってみると、自宅の周囲の側溝の泥だしや、庭に溜まった泥の処理などの重労働を、高齢の女性一人で行ってきたこで、腰を痛めてしまったというような痛々しい現状もお聞きしました。それでも、雨が降ったりすると、泥の臭いがきついため、側溝の泥だしが必要だということです。しかし、側溝から泥を取り除くだけではなく、泥の処理もやはり重要な問題となります。
 だからこそ、医療生協と行政は、お互いに協力していくことが必須であることが改めて分かりました。

その他お話では、住宅の損傷が激しいため、ボランティアでは庭の泥だしだけを行っていただいて、建直しを行う予定や、自分の家は周囲に比べて損傷が少ないため、ボランティアに頼らずに、自分たち中心で作業を行ってきた、といったお話しをお聞きしました。

 7月23日ボランティア予定について
 尼崎医療生協から22名のボランティアが到着する予定で、3世帯の作業を行います。
今回は、大工の方々にも判断して頂きながら、床をはがしの泥だし作業やフローリングをはる作業を主に、次回ボランティア(7月30日実施)の事前調査なども行う予定です。

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