2011年7月23日土曜日

ボランティアセンター 東日本大震災支援ニュースNo.71~尼崎から23名のボランティア到着~

日本医療福祉生協連 近畿ブロック

2011年7月2日 No.71
発行担当 クリエイト兵庫 川崎
みやぎ県南医療生協 槻木事務所
連絡先:090-6056-8275


23名のボランティア3班に分かれて支援行動!

 今日は、尼崎医療生協を中心としたボランティアが、23名入り、3班に分かれての支援活動になりました。今回の支援にはこれまでに支援に入った方や、大工さん4名など従来の泥だしを終えたお宅に引き続き支援に入り、はがした床の上に板を貼ったり、泥だしが終わった後の床下にある断熱材が水分を含んでいるためすべてを取り除く必要があるので床下に潜り込んで断熱材を取り除いた入りと、支援の中身も少しずつ変化してきています。被災者の皆さんが「ここには住めるのだろうか?」という不安から「ここに住んでいくしかない」という気持ちの変化が支援活動の変化として表れてきているのが今回の支援の特徴だと感じました。 
 又、支援に入った方からの紹介という事で電話がかかってきたお宅にすぐに訪問も行いました。(上図)そこでは、「床をはがして泥を出してそれから壁を壊して断熱材を交換しないと住めないのでは?」という不安があり、とにかく見てほしいとの要望でした。実際に見に行ってもその不安に答えることは出来ませんでした。どうしたら良いか?はわかりませんでしたが、次回に大工さんが来たときには一度見てもらいましょう!と言う言葉しか出ませんでした。医療生協の生活支援ボランティアはとても頼りにされている事を実感したと同時に「医療生協だけでは被災者の要望には応えきれない」とも感じました。今後の支援を考えるうえで、継続する以上は「生活するための支援には、多くの専門家と連携をしていかないと応えきれない」。これが、キーワードになると感じました。

 730日は100名を超える新活動になる予定です。事務局は、支援に来ていただける方と支援を求める方との調整が始まります。震災から4か月が過ぎ、改めて将来を見つめなおしている被災者の方は大きく心も揺れ動いている事が支援行動を通じて感じる事ができます。その時、その時に必要な支援が出来るよう準備を進めていきたいと思います。

最後に、730日にバスで支援に入られる法人は支援物資としてお米や水を持ってきて頂くと助かります。

0 件のコメント:

コメントを投稿